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◆快眠環境作りの基本 〜 アロマ編 〜 

■なぜ、快眠のためにアロマテラピーが有効なのでしょうか?

薬用植物(ハーブ)や香木、樹脂、香辛料などの植物が発散する香り。
この芳しい植物達の香りの有効成分(エッセンシャルオイル)を
マッサージや吸入、湿布、入浴などの様々な方法で活用し、美容や
健康に役立てて、毎日のライフスタイルをこの上なく豊かに快適に
導いてくれるのがアロマテラピー(芳香療法)です。
エッセンシャルオイルにはそれぞれ様々な特性があり、心を癒したり、
リフレッシュさせたり、人間が本来もっている治癒力を高め、心と体の
バランスを正常な状態にもどす働きがあるといわれています。
日本でも古くから柚子湯や菖蒲湯などで健康増幅を計るなどの
健康法は行われてきました。
アロマテラピーを日々の暮らしに取り入れることによって、
快適で心豊かな日々を過ごすことができます。

ローズやラベンダーなどの花の香り、
レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の香り、
白檀などの木の香り...
100%天然植物の香りには、様々な効能が隠されているのです。
近年では、植物の香りが予防医学や美容、さらには若返りに役立つ
ということが科学的にも少しずつ立証されようとしています。
 
 
アロマテラピーの歴史 
■紀元前から使われていた芳香の知恵

古代エジプト時代の書物には、精油の原形ともいわれる香油の
存在が記され、医療やミイラ作りの防腐剤、また化粧品として広
く利用されていたと記録されています。
壁画には、香油の壷や香炉を神にささげる人物が描かれており、
「香り」の利用が当時の生活に根づいたものであったことを
示しています。
インダス文明の遺跡からは、精油(エッセンシャルオイル)を抽出
するための器具が発見されたという記録もあります。
古代人も香りのある植物には何らかの薬効性があるということを、
本能的に感じ取っていたといえるでしょう。
これはアロマテラピーのルーツともいえるのではないでしょうか。
 
 
■アロマテラピーという言葉は20世紀に入ってから

アロマテラピーという言葉を命名したのは、フランス人の化学者、
ルネ・モーリス=ガットフォセ氏という人物です。
精油の実験中に負った火傷がラベンダーの精油で回復したという
自らの体験をきっかけに植物の芳香成分である精油の研究を手がけ、
1928年に発表した『アロマテラピー』という著書により、この世に
アロマテラピーという言葉を送り出したのです。
そうなるとアロマテラピーという言葉が生まれてからの歴史は、
随分浅いように思われますね。
けれども人と植物の香りとのつながりはとても古いのです。。
アロマテラピーのメカニズム 
■アロマはどのように体内に吸収されるの?

アロマ(エッセンシャルオイル)が私達の体内に吸収
されるのは3つのプロセスがあります。
私たちが精油の香りを楽しむ時、身体の中ではさまざまな
動きが起こります。
香りは空気中で小さな分子として飛び回っています。
分子が鼻の中を転がっていくと、数秒で大脳から神経系や
ホルモン系、免疫系にまで影響は及びます。
分子が気管から肺へ入っていく途中、香りの成分は粘膜を
きれいにしていきます。分子が肌に触れると、その小ささと
親油性から肌の奥まで浸透していき、細胞の生成リズムを
整えてくれるのです。

■鼻から大脳へ
精油の香りを楽しむ時、香りの小さな分子は鼻の中を伝
わって、鼻の付け根のあたりにある嗅上皮に伝わります。
親指の爪ほどの大きさのこの粘膜で、香りの分子はイン
パルス(電気信号)に変換されて大脳に伝わります。
大脳の中心部には大脳辺縁系と呼ばれる、人間の本能
的な部分(食・性・情動など)を司っている部分があります。
インパルスはこの部分に強く働きかけることが解明されて
きました。辺縁系の周囲にある、創造の場と呼ばれる大脳
新皮質にもその刺激が伝わり、さらに視床下部や脳下垂体
にもインパルスは伝わっていきます。この結果、自律神経系
やホルモン系、免疫系の働きを調整し、心と身体に影響を
与えることが解明されつつあります。
香りによって働きかける部分が違うため、リラックスしたり、
しゃきっとしたり、色っぽくなったりと、影響はさまざまです。
たとえばラベンダー油の香りは縫線核に働きかけ、神経
伝達物質セロトニンの分泌を促すことで気持ちを和らげ眠り
を誘います。(うつや情緒不安、不眠症の人の血中には
セロトニンが不足しているケースが多くみられます。)
また同じシソ科のローズマリー油は脳内の扁桃核と海馬
に働きかけ集中力や記憶力を高め、気分をリフレッシュする
働きがあります。理性によって情動をコントロールし、スト
レスの多い社会に生きている私たちが、快い植物の
香りを楽しむことで、自らの身体のリズムを見直す
きっかけになることを期待しております。

 ■鼻から肺へ
香りを楽しむ時、香りの分子は呼吸と一緒に鼻や口から
喉を通って気管や気管支、肺へと入り、粘膜から血管壁
を通って吸収されます。香りの成分は各器官で分解され
最終的には体外に排出されます。精油には抗菌作用や
殺菌作用があるので、吸入することで喉や気管をクリー
ンに保つ事ができます。インフルエンザがはやる時期に
部屋やベッドサイドに精油を香らせるだけでも充分にこの
働きは期待できます。眠るためラベンダー油を寝室に香ら
せることで同時に吸入もできるわけです。

■表皮から皮下組織へ
精油を植物性油脂や大量の水で希釈して、肌に用いる
ときのプロセスです。皮膚は大きく分けて表皮、真皮、
皮下組織(脂肪組織)の3層から成り立っています。
表皮と真皮の間にあるバリアゾーンと呼ばれる保護膜は、
水分や紫外線をカットする働きがあります。この保護膜
を通過できる物質は少ないのですが、精油はこの層を
通過してさらに下の組織にも浸透することができます。
皮膚は28日周期で生まれ変わっています。新しい細胞
が28日かかって押し上げられ、古い細胞は垢として
はがれ落ちていきます。これをターンオーバーと呼び
ますが、これは月の満ち欠けや女性の月経周期とも
一致しています。
不規則な生活やホルモンバランスの乱れ、消化器系の
機能低下によってもターンオーバーのサイクルは乱れ
ます。精油をスキンケアに使うことで、精油の抗菌作用
や代謝をを促進する作用、ホルモン調整作用が肌だけ
でなく身体全体に働きかけます。そのため身体の内側
から肌を健やかに美しく保つ事が可能となるわけです。
 









     
    









 












       
      
 


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